「炎の竜巻」が連続発生 米カリフォルニア州山火事で

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米カリフォルニア州で発生している過去最大規模の山火事現場で今月上旬、1日に2度にわたって「火災竜巻」が観測されたことが明らかになりました。

CNNによりますと、火災竜巻は山火事「クリーク・ファイア」の火災現場で発生し、最大風速は最初の竜巻が約55メートル、2度目は約44メートルに達しました。

政府の気象当局は24日木曜、「前例のない炎の挙動」によって、被災地では壊滅的な被害が出たと伝えています。

火災竜巻は、熱波の上昇によって煙と炎と粉塵(ふんじん)が巻き上げられ、炎の上で渦を巻く現象です。

「火災現場で竜巻が1つ発生することさえ珍しい」とCNNの気象専門家は解説しており、「火災によって、つむじ風のような火災旋風が起きることはある。だが毎時100マイル(毎秒約44.7メートル)以上の風を伴う竜巻が発生するのは極めて異例だ」と述べました。

調査報告書によると、今回の竜巻によって松の木が根こそぎ倒れ、直径60センチの木が数本折れて、樹皮が幹からはぎとられました。

カリフォルニア州を襲っている大規模な山火事は猛烈な熱波を生じさせ、渦が形成される原因になったと米国立気象局(NWS)の専門家は解説しています。

同州で例年を上回る数の火災竜巻が発生しているのかどうかは不明ですが、火災竜巻の発生を観測する技術の進歩によって、今後さらに詳しいことが分かるだろうと専門家は話しています。

火災竜巻は先月、ネバダ州に近いカリフォルニア州北部の山火事現場でも発生していました。

9月4日に発生したクリーク・ファイアでは、シエラ国有林の約11万8000ヘクタールが焼失し、まだ34%しか鎮火できていない状況です。

今回の火災竜巻はいずれも5日に発生しており、2度目の竜巻が発生した現場に近いマンモスプール地区では、取り残された数百人を空路搬送する救出作戦が展開されていました。

 

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