中国の研究結果;武漢のコロナ入院患者の76%が、退院から半年後も後遺症

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中国の武漢市の医師らが結成する研究チームが、世界で初めて新型コロナウイルスの感染拡大が発生した中国の武漢で、入院した患者の大部分が感染から半年経過した後も疲労感や睡眠障害などの症状が続いている、とする調査結果を発表しました。

CNNによりますと、この研究チームは武漢で新型コロナウイルス感染症のため入院し、昨年1月7日~5月29日の間に、武漢の金銀潭医院を退院した患者のうち、死亡したり、重度の精神的・身体的症状が原因で協力できなかったり、協力を拒んだりした人を除く70%にあたる1700人以上を対象に、面接調査や身体検査、血液検査を実施しました。

その結果、調査対象となったこれらの人々の年齢の平均は57歳で、そのうち76%が退院から数カ月たった後も後遺症に悩まされていることが判明しています。

今月8日付で英医学誌ランセットに掲載された今回の調査結果は、感染者がたとえ新型コロナウイルス感染症から回復したとしても、長期的な後遺症に見舞われる可能性があることを示唆しており、そうした後遺症で最も多かったのが疲労感が63%く、次いで睡眠障害の26%、さらに不安やうつといった精神的なトラブルがこれに続いており、さらに「脱毛」(22%)や「嗅覚(きゅうかく)異状」(11%)も比較的高い割合を示しており。こうした傾向は「SARS(重症急性呼吸器症候群)患者の追跡調査と一致する」としています。

ほかにも、コロナ感染が重症化した患者は、X線検査で肺の損傷が継続する傾向が認められました。

研究チームを率いる中日友好病院と首都医科大学の医師は、「新型コロナウイルス感染症は新しい疾患なので、患者の健康に及ぼす長期的な影響についてはまだ理解し始めたばかりだ」と述べ、退院後の患者の診療が必要であり、また長期的な追跡調査画重要だとの見方を示しています。

現在、世界での新型コロナウイルス感染者数は累計で9000万人を超えています。

 

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