東京パラリンピック閉幕

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新型コロナウイルスの影響で1年の延期を経て開催された、障害のある選手によるスポーツの総合大会・第16回夏季パラリンピック東京大会の閉会式が行われ、13日間にわたる熱戦に幕を下ろしました。   

日本の報道各社によりますと、今大会は、会場のある1都3県に緊急事態宣言が出され、国内で新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中での開催、閉幕という異例の事態となりました。

5日日曜午後8時から、無観客の国立競技場で閉会式が行われ、参加した選手団の旗手が入場し、政権崩壊の影響でいったんは出場を断念したものの一転して参加が実現したアフガニスタンの2人の選手が、ともに旗手として入場しました。開催国日本は最後に入場し、卓球の岩渕幸洋選手が旗手を務めました。

式典では、小池百合子東京都知事から次回開催都市フランス・パリのアンヌ・イダルゴ市長にパラリンピックの旗が引き継がれています。

このあと大会組織委員会の橋本会長が「皆さんの圧倒的なパフォーマンスに心が震えた。まっすぐに、そして重く私たちの心を揺さぶった。互いの違いを認めて支えあい、いかなる差別もない、多様性と調和が実現した未来を必ずつくることを誓って、私たちはさらに歩みを進めていく。オリンピックとパラリンピックの価値を私は信じている」とあいさつしました。

そしてIPC国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長が閉会を宣言し、聖火が消されました。

パーソンズ会長は閉会に際し、1年開催が延期された大会は「歴史的であったのみならず、素晴らしかった」と述べました。

東京での開催は57年ぶりで、夏季では史上初めて同一都市で2度目の開催となりました。

今大会には、162の国・地域(ロシア選手は個人資格)と難民選手団から、史上最多の約4400人の選手が22競技539種目に参加し、特に政情不安が勃発したアフガニスタンの2選手の開幕後の来日、参加が話題を呼びました。

今大会のメダルランキングでは、日本は2004年のアテネ大会に次ぐ合計51個(金13、銀15、銅23)のメダルを獲得し総合11位となり、金メダルゼロだった前回リオデジャネイロ大会から大きく巻き返した形となりました。

また、イランは金12個、銀11個、銅1個の合計24個のメダルを獲得し、総合13位となっています。

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